ワキガ(わきが)の治療と対策:ワキガの治療法、ワキガ対策の情報

ワキガ(わきが)、多汗症の手術や治療、予防と対策についての情報サイトです。

ワキガ(わきが)の治療と対策

◆ワキガ、多汗症と食事(食生活)!

食生活が人間の健康に多大な影響を与えることはご存知の通りです。
不規則な時間に食事を摂れば胃腸に負担をかけますし、栄養バランスを考えない偏った食事は様々な弊害をもたらします。
これが、ワキガにおいてもいえるのです。

ワキガにおいて注意すべき食べ物にはどんなものがあるのでしょうか。

肉類
肉には中性脂肪や動物性脂肪、脂肪酸などが多く含まれています。
これらの脂肪成分はワキガの原因とされる汗腺類を刺激し、汗やにおいを助長します。
肉食である欧米人の8割にワキガ体質が見られることからも肉がわきがを引き起こす要因のひとつであることが考えられます。

乳製品
チーズやバターにも脂肪分が多く含まれています。
肉類と同様、それが汗腺類を刺激し、ワキガの発生を促してしまう可能性があります。

ジャンクフード
コンビニやファーストフード店のいわゆる揚げ物は油の劣化を防ぐため脂肪酸を多く含んだ油が使われています。ジャンクフードを食べ続けることはワキガ発生の確率を高めます。

日本人の食生活は、魚・野菜料理などの淡白な和食中心の食事から、肉類や乳製品中心の欧米型の食事へと急激に変化しています。
黒人や白人にはワキガの人が多いですので、日本人の体質が欧米化したことで、ワキガになる日本人も増えてきました。
肉類はタンパク質が豊富で、動物性脂肪をたっぷり含んだ高カロリー食品です。また、乳製品や卵にも脂肪酸や中性脂肪がたっぷり含まれています。
高カロリー・高脂肪の食事を多く摂ると、過剰な栄養分は皮下脂肪として蓄積されます。

この皮下脂肪こそが肥満の原因であり、ひいては生活習慣病の誘因となるのですが、それだけではなく、アポクリン汗腺や皮脂腺を刺激して、その活動を活性化させます。

さらに、高カロリー・高脂肪の食事を摂る習慣のある人には、皮脂腺が肥大化する傾向が見られます。

その結果、アポクリン汗や皮脂が多量に生成され、排出管がつながった毛穴から皮膚表面に分泌されていきます。
細菌に分解され、ワキガの発生を促すことになります。

また、激辛料理やエスニック料理など、刺激の強い香辛料を多用した料理も汗腺の機能を高め、ワキガを増長させることがわかっています。

このように、高カロリー・高脂肪や、香辛料をたっぷり使った刺激的な料理は、健康を損なう心配があるだけでなく、ワキガの原因にもなることもあります。


ワキガを抑える食事(食生活)
◆肉類を摂り過ぎない
◆塩分を減らし、酢やスパイス類での味付けを工夫する
◆野菜を多く摂るようにする
◆卵、牛乳、バター、チーズなどの摂りすぎに注意
◆米、納豆、みそ汁、豆腐などを多用する
◆規則正しい食生活
◆アルコールの飲み過ぎに注意

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◆ワキガが疑われる項目をチェックしよう!

◆毛深い方である
◆自分のにおいを感じることがある
◆人からにおいを指摘されたことがある
◆黄色の汗ジミができる
◆ストレスがたまりやすい
◆湿った耳垢がある
◆脂性である
◆ちょっとした緊張で汗ばむ
◆食事は油っこいものが好き
◆お酒が好き
◆靴(靴下)が臭う
◆家族にワキガ体質の人がいる
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ところで多汗症とは!

アポクリン汗腺も含めて、汗の分泌量が多いものを「多汗症」と言います。何ミリリットル以上、汗をかくから多汗症というものではなく、自覚的な要素の多い病名といえます。しかし、緊張しやすい人や太っている人、甲状腺機能の亢進している人などにも多汗症は多く存在します。 多汗症はワキの下だけではなく、手足、顔といった特定の場所にも起こります。代表的な症状として、ワキの下から汗が流れたり、ワキの下の黄ばみ、原色のブラウスなどを着た時にできる汗じみが気になるといったことが挙げられます。 特にワキの下は、身体と腕が閉じた状態が多く、汗をかきやすい場所の一つです。ワキガと多汗症は、同じではなく、多汗症の人がすべて臭いが強いということではありません。 多汗症とは、手掌多汗症を意味することもあります。手掌多汗症は、手指末端から多量の発汗をする状態を言います。原因は不明で、代表的な治療法には、交感神経ブロック(ボトックス注射)があります。



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ワキガ(わきが)とは

汗を分泌する汗腺には、エクリン汗腺とアポクリン汗腺という二種類の分泌腺があります。 腋臭(わきが)の原因となるアポクリン汗腺とは、ワキの下、乳輪、陰部、外耳道、臍など、身体の決まったところにしかありません。エクリン汗腺から出る汗の成分は、 99%の水分と1%の塩分ですが、アポクリン汗腺からは、タンパク質、糖類を始め、アンモニア、鉄分、蛍光物質、脂質、脂肪酸など、臭いの元となる物質が分泌されています。これは粘り気のある乳白色がかった液体で、この汗の成分が細菌などによって分解されて臭いを発するものが「ワキガ」です。 わきがは人種差が大きく、欧米人は約80%の人がわきが体質であるのに対し、日本人は約10%と非常に少なくなっています。また、片親がわきがの場合は約50%、両親がわきがである場合は約75%の割合で遺伝するとも言われています。アポクリン汗腺の活動は、思春期の頃から始まり、熟年以降、老化で衰えるまで続きます。

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